生徒さん同士で問題を教え合っているのをたまに見かけます。
講師が見ていて感じるのは、教えてもらっている生徒さんが理解できているかどうかは別として(それは講師の仕事なので^^)、
『教えている側の生徒さんは問題の解き方を理解できているのだろうな』ということです。
解き方の「意味」をわかっていないと、人には教えられません。
そこで、中3のクラスの生徒さんにまずは講師が問題を説明解説した後、同じような別の問題をグループ別に解いてもらい、それを『Jr.(ジュニア)ティーチャー』として、前のホワイトボードを使って仲間に教えてもらうことを提案してみました。
そんな人前で説明なんてしたくない!そんな生徒さんもいると思い、希望者のみを対象にしましたが、結局みんなが1問ずつ担当することになりました。
『Jr.(ジュニア)ティーチャー』の狙いは、
◎ 先生になるからにはちゃんと理解してから前に立とう
という気持ちで問題に真剣に向き合うようになること
◎ 生徒と先生の両方の立場を経験することで、授業は
コミュニケーションの1つであり、お互いに敬意を払い合うことで
効率よく学べると知ってもらうこと など、さまざまあります。
実際に、「さあ、各自で解いて」と言われただけでは何一つ解き始められなかった生徒さんが協力し合って正解にたどりついたり、自分が先生をやっている時に「ちょっと、静かにして」と逆にいつも叱られているワードを口にする姿が見られました
もちろん、無理強いはしませんが、仲の良いクラスだからおしゃべりしてしまうという欠点をこういったメリットに変えていけると良いですね
2017年11月07日
Jr.(ジュニア)ティーチャー制度始めました! by萩市のコジ塾
posted by コジ塾講師 at 19:06
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